Monmartreでのワンライフ
パリと言えばマカロン♪とばかりに、甘〜い色とりどりのマカロンをつまみながら
この日はアメリ、ムーランルージュでおなじみの、モンマルトルへ向かう事にした。
駅をに着いてまず迎えられたのがコンドームの自動販売機。
そして坂。
どこを見ても坂なので、とりあえず人気のある方向へ上りながら歩く事に。
途中、オシャレで仲の良い老夫婦を何組か見かけ、なんてこの街に似合うのだろう!と
曇りのモンマルトルでロマンチックな気分に浸り、
気がつくとパリの中心街を見下ろす高さまで登って来ていた。
ようやくたどり着いた広場では、モンマルトル寺院が見え、そのふもとには絵を売っている人たちや
似顔絵を書いてくれる人たちで活気に溢れてる。
芸術の匂いを感じながら、カフェが並ぶ通りへ向かう。そこらじゅうから漂う良い匂いに誘われ
ふらふら入ってみると、とっても美味しそうなクレープが売られている。
そして、それと同じ位多かったのが、色とりどりのジェラート屋さん。
選ぶのが大変な程の種類と、見た目に惑わされ、長い時間をかけても選べず
結局無難なクレープを食べる事に。
味は大好物の”nuttella”!!
すっかり腹ごしらえを終え、身体がぽかぽかになった所で、
坂を下りながら、あちこちで目に入る緑のものがまた気になりだした。
パリには、至る所に袋が掛かっただけのゴミ箱がある。
業者が回収する際にも袋を交換するのみなので簡単だし
枠を設置しておけば良い為、コストも抑えられ
本当にあちこちにあるので自ら捨てようという気持ちになれるし
心無しか、去年よりも街がキレイになった様な気さえする。
そして、怪しい程巨大な分別ボックス。
この巨大なボックス、3人で手を繋いで
ようやく一周できる程のサイズで
瓶、カン、ペットボトル、シャンプーなどの
ケースが捨てられる様になっており、定期的に回収される。
この大きさであれば溢れる心配も、またこの構造なら荒らされる心配もなく
効果的にリサイクルにまわす事ができるだろう。
そして、それを回収する業者の姿も、一日に何度も、あちこちで見かけた。
写真にある、「犬の糞を拾いましょう」という看板も
それを唱うだけではなく、きちんと捨て易い環境を
作ってこそ効果があると言うもの。
環境を作った後で、決まりを作る。
これは今の日本に足りない事のひとつなのかもしれない。
さて、次回は来週水曜の更新。お楽しみに!