『フィッシャーマンズ・ソング　コーンウォールから愛をこめて』

【STORY】

　舞台はイギリス、南西部コーンウォール地方にある小さな港町ポート・アイザック。レコード会社の仲間と旅行中のダニーは、偶然、地元の漁師たちのバンド「フィッシャーマンズ・フレンズ」のライブを見かけます。感激した上司に、彼らと契約するよう命じられたダニーは、一人居残ることに。音楽業界に全く興味のない漁師たち、民宿の経営者でシングルマザーのオーウェンとの出会い、そして意地悪な上司に振り回されるダニー、、、果たして「フィッシャーマンズ・フレンズ」はメジャーデビューできるのか？

　イギリスでは１０億円の大ヒット、異例のロングランヒットを記録し、「続編」も決定しています。日本でも「イギリスの船歌バンド」がヒットする予感です。

　見所の一つは、主人公ダニーの‘冴えない’キャラクター。ロンドンからやってきたダニーは、レコード会社の敏腕マネージャー。ところが、漁師たちには相手にされないし、朝は全く起きられないだらしない男性です。主演のダニエル・メイズさんが、この頼りない主人公の失敗と成長を、高感度高く演じています。

♫仕事を頑張っていきた大人たちこそ、原点に立ち返れ！

船歌バンドが成功したというリアルストーリーはもちろん、小さな港町の魅力、人々のユーモアに溢れているのがこの作品の魅力。国を越え世代を超えて幸せな気持ちになります。

♪コーンウォール州の魅力

イギリスの南西部に位置するコーンウォール州。ロンドンから車、公共交通機関で６時間ほどかかるそう。小さな港町ポートアイザックは、余計な装飾物なく美しい風景が広がります。青と緑のコントラストと、丘を上がっていくと民家やみんなが集まるパブなど、スクリーンで体感でき親近感が湧いて来ます。

♫フィッシャーマンズ・フレンズの歌は、日本のラグビー「one team」のよう。

古くから伝わる舟歌は、歌で心を一つにし、自然に感謝する気持ちを伝える、先祖代々欠かせない大切なものです。穏やかな時も荒れる時も、自然に感謝し、海に祈る歌があり、一つになれる力を持っています。現在単独全英ツアー中という超人気者バンド「フィッシャーマンズ・フレンズ」の愛に溢れる舟歌をぜひ劇場で！

『フィッシャーマンズ・ソング　コーンウォールから愛をこめて』

2020年１月１０日（金）より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開！