Vol.1:槇原敬之と7匹の犬、そしてひとつの星

interview_head_02-1.jpg冬の太陽がたっぷりそそぐ、スタジオ。
そこには、7匹のわんちゃんと、ひとつの星が瞬いていた。

唯一無二の天才アーティスト、槇原敬之さん。
最新アルバム「悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。」がリリースされて大忙しの中
貴重な時間をいただいて、マッキーファミリーに会うことができました。
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KENTA:最初に家族になったのはケンタ。
実は、事務所の社長さんから預かったのが出会いのきっかけだったそう。
もうすぐ10歳になるケンタ、最近の悩みはアレルギー。
明らかにかゆがっている仕草をしていたと思ったら、毛が抜けたり大変な状態に!
食事からきたんじゃないかな、というマッキー。もとのフードにもどしたり、泥パックで毛穴の角栓を取り除くケアもして、徐々に効果は見えているようです。
BOKU、MARIO:ボクちゃんとマリオはほぼ同じ時期に飼い始めましたが、
ボクちゃんが自称リーダーだそう。
この日も、SWATとプリントされたランニング付きカーゴパンツを着せられると、
みんなの中心でローリングしたりで超ごきげんでした。
マリオにカメラを向けると、歩いている途中にピタっと止まってポーズ。慣れてます(笑)
CHARLEY:唯一犬種が違うチャーリー(パグかもしれない)。
どんなに、人間が多くても騒いでも、ちょっと後ろの方から鼻をならしてお座りしているのがたまらなく可愛い。
マッキーも「チャーリー」っと呼ぶ時は、よしよしわかってるぞ、みたいなトーンがあるのです。
ちょっと太りすぎかな、と気にしていましたが・・・
確かに抱きごこちはいいのですが、まあるくふくらんでいます。
「首のくびれが無いから首輪が抜けやすいんだ〜」と困っていました。
7匹の中で一匹がダイエットをするのは、とても難しいでしょう。
Jr:ジュニアは10月に一歳に。
子いぬの構えと動きが可愛い〜〜です。
「ジュ〜ニア!!」とマッキーが声をあげる事が多かったような気がします。
DIANA:一ヶ月遅れで、ダイアナも11月に一歳になりました。
紅一点、マッキーの接し方が違うような気がします。「いけない!だめ!」
としかる時も他のわんちゃんよりも優しいような・・・間違いない!
YAKULT:クリームのヤクルト(べびーちゃんとみんなで呼んでいました)がやってきた。
上のわんちゃんたちがじゃれ合って遊んでいるところに、
果敢に首をつっこんでいく様に、わたしがハラハラしている横で、
「あいつが一番声がいいんだよね」とマッキーは嬉しそうに笑っていました。
おやつを上げる時、「上から順番に!」と、名前を呼びながら、
チャーリーの前に必ず、「ゆん、あ・・・・・・
つい、まだいるような気がして呼んじゃうんだよね・・・」と。
じつは、チャーリーの前にクリーム色のゆんぼがいたんです。
去年、手術中の事故で突然亡くなってしまったゆんぼ。
自分自身が育てたものとの別れが、こんなに辛いことなのか、
そのとき心から思ったことが今回のアルバムタイトルになったそうです。
ゆんぼの話しをしながら、涙ぐんでしまうマッキー。
スタジオにクリスマスツリーが。そしてオーナメントに、
ゆんぼとマッキーが顔を向かい合わせている写真がありました。
それを見てわたしも涙が出てしまいました。
撮影中も、360度、7匹の行動を見ているマッキーに脱帽、パパぶりを発揮してました。
マッキーと7匹の犬、そしてひとつの星・・・まだまだいろんな発見がありそうです。
写真:小倉直子 コチラ  インタビュー&文:松本ともこ