 「スペイン人は本当に良く食べる。」
「スペイン人は本当に良く食べる。」
 良く言われている話だが、私が見る限りそれは本当だと思う。
 朝はカフェオレとドーナツやチュロス、クッキーなどの甘いものを
 そして会社に行き、少し仕事をするとお茶に出て、軽いものを
 ランチはゆっくりとしっかりと、時にはワインと一緒に
 午後も仕事の途中で一休みしながらちょっとつまみ
 仕事の後、飲みながらタパスやカラマリのサンドイッチを食べ
 ディナーに行くか、そのままバルをはしごし、食べて飲む。。。。。。。
 一体何食なのだか、もはや分からず
 胃袋がいくつあるのだろうかという程食べ、とても良く飲む。
 そしてそれがとても明るく、楽しいのだ。
 
 そんなスペイン人だから、お散歩途中につまむものも
 それはそれはあちこちで見つける事ができる。
 一番のお気に入りは、写真下の真ん中のチュロス!
 コーヒーに付けて食べるも良し、砂糖をかけて食べるも良し
 もちろんそのまま食べてもとても美味しく、何より素朴な味がする。
 そう、スペインという国は、”素朴”というものに溢れている気がする。
 犬の首輪にしても、自分や友人の手作りだったり、手刺繍が施されていたり
 食べ物も、凝りすぎておらず、素材を大事にしたシンプルなものが多いし
 お菓子も単純なものが多い。
 家庭でも、お店でも、昔から同じものを食べ続けている様な雰囲気がある。
 都会でも田舎の様な雰囲気がどこかにあるのだ。
 そんな素朴な国スペインの犬も、また素朴でのびのびとしている。
 犬に対しても、過保護でもなく、厳しくもなく、丁度良い距離感がある様に感じた。
 私もこんな環境で犬と暮らしたい
 心からそう思うスペインでのステイだった。
