Silva - Vol.01:ペットと人の共生/Silva

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歌手として、DJとして、様々な活動をしているSilvaが、今熱い思いを持っているのが
『ペットと人の共生』

海外に活動の拠点を置いている時に、DOGBlessyou!の活動に注目してくれて、
今回登場していただくことになりました。
さっそく、どんな考えを持ってペットの問題に取り組んでいらっしゃるのか、
伺ってみました。

「動物・環境などの様々な社会問題を、社会の一員として考えてますね。
  飼育動物と家畜、産業動物の知識、認識を高める為に、
 学校での飼育動物の教育システムにも携わってみたい、というのがあります。」

と実にロジカルで、大きな視野。

「アジアに目を向けると、犬を食す文化もあるし、
 ひとつの意見や考えで突き進むわけにはいきません。
 国ごとに、模倣できる点や無理な点があって当たり前です。
 動物の飼いかた、世話のしかた、ペットビジネスのありかたについてなど、
 『学校教育』を通して、次世代の子供たち、若者に、
 人間を含めた『全ての動物との共生』への知識を高めて行く事が大事だと思います。」

ペット先進国をまるごとお手本にするのでなく、
ひとつの考え方を正or誤で判断する問題ではなく、
共に生きるってどんなことなんだろう?
そこを伝えていくのは、とても大切ですね。

『アニマルセラピー』
日本でも広く聞かれるようになった「アニマルセラピー」、
具体的にはどんなことをしているのか伺ってみました。
注)お医者さんとともに活動するのは[AAT]で、お医者さんがいない活動は[AAA]です。

「月に一回、動物を利用したヒーリング効果を施すために行っていました。
 病院施設側と話をして、医者とともに活動します。」
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難しいと感じたことは?

「動物の本能として、個体ずつ(一匹づつ)違う。
 対人間で、強さもあれば弱さもある。
 例えば、盲目の方の施設では、うさぎは安全だけれども、犬はすべてOKとはいかない。
 ボールを投げて、犬が走って取ってくる行為を、患者さんたちはとても怖がってしまう。
 エサを欲しいと思った犬と、床に落ちたものを拾おうとした手がバッティングしてしまい、
 両者が怖い思いをしてしまうこともありました。
 犬に高度なしつけが入っていないと、気をつけないといけない場面が出てきます。」

今後、どう広がっていくのでしょうか?

「まだ、ノンプロフィット(利益を生まないもの)でしか、世界的に普及していないので、
 この部分の世界的な需要と重要性の認識を高めて、長期的な効果の成果をあげるためにも、
 プロフィットととして発展させ、同時に雇用を増やして行く事で、
 社会的な問題解決も図ってみたいと思っています。」

『Silvaと愛犬たち〜飼い主さんの選択〜』
2011年で16才になるダックスフントの’くーちゃん’こと雲太郎と13才になるリン。
実は、3年間NYに行っている間に、たくさんの心配事があったそう。
向こうに行ってまもなく、雲太郎の足に癌が見つかり、
手術をしないと、3年しか生きられないと言われ、
「手術」以外に、飼い主さんに「治療の選択」が、もっともっとあってもいいんじゃないか?!
と強く思ったそうです。
確かに、10才を越えた年齢で全身麻酔を伴う手術は、飼い主さんとして即決できなくて当然ですし、
その犬の性質、性格によっても大きく変わってくるでしょう。
さらに、どんな病気でも、施術によってこれくらいの回復が見込めます、
という、症例説明は犬の場合はまだまだ少なく、
そんな不安をうめるのは、獣医さんへの信頼だけというのが現状ではないでしょうか。
そこで、彼女が選んだのは、自分がやってあげられる「自然的治癒」。
AAT/AAAの資格(アメリカにて)やアニマル・アロマテラピストの資格(カナダにて)を取得。
また、アニマル・アキュプレッシャーの資格も取得中です。

「NYと東京を行き来しながら、愛情をたくさんかけることがわたしの治療法ですね。
 先生に言われた3年を過ぎましたが、今も元気ですよ、実家にいます。
 日本に戻ってきてすぐに自分のところに戻そうと思ったけれど、
 自分の生活のリズムに犬たちが合わせることになってしまうと思い
 2匹ともそのまま両親のところにいます。」

〜インタビューを終えて from djmappie
ペット用バギーに二匹を乗せて、静かな小径を散歩をしている姿を想像しながらお話を聞きました。
ペットと暮らすということは、どちらかの生活リズムに合わせることではなく、
「動物も人間も、寂しい思いをしない」ことが大切なんだ、と改めて気づきました。